本日の一杯
この記事はこんな方向けに書かれています。
- 安くて良い焙煎機を探している!
- 片手鍋焙煎が面倒くさくなってきた!
- KAKACOOの焙煎機が気になっている!
- 実際使ってみた感想が知りたい!
僕は片手鍋焙煎からこの焙煎機に乗り換えました。まず率直な感想から!
振る手間が減ったことでめちゃめちゃ楽になりましたし,焙煎へのハードルを下がりました。
ただ,詰めの甘い点がいくつかあるなという印象を受けました。
そのため,めちゃめちゃ良い!とも,買わない方が良い!とも言えません。
そして,人によって気になるところは違ってくると思います。
良いところも悪いところもしっかり網羅するので,じっくり考えてみてください!
ちなみに,今回紹介する焙煎機はこちらです↓
自己紹介
こんにちは! キウイと申します。少しだけ自己紹介させてください!
大学一年生の時にコーヒーの魅力を知り,抽出・焙煎・ラテアートなどが趣味になった理系大学生です!コロナの影響で休業してしまったのですが,以前はカフェで働いていました!
大学では約200人のコーヒーサークルで代表をしています!
この焙煎機はかれこれ3か月ほど使用したので,購入を考えている方の参考になれば幸いです。
初めての焙煎する方には片手鍋焙煎がおすすめ!
↓で解説しているので,ぜひ読んでみてください♪
良いところ!
電動で楽
まず何と言っても,電動化によって焙煎が楽になりました。
振る手間がなくなったことで,豆の様子をじっくり観察したり,香りを嗅いだり,温度をはかる余裕も生まれました。
あと,片手鍋焙煎は夏あちぃです笑
振らなくて良いとコンロから離れられるので汗だくの焙煎から卒業できます笑
チャフが飛び散りにくい
片手鍋焙煎と大差は無いのですが,チャフの飛び散りはわずかです。
冷却の時に飛び散るチャフの方が多いので,そちらを工夫した方が良いかと思います。
焙煎機と同じメーカーの冷却器も使っているのですが,これいいですよ!
正直言うと,焙煎機よりおすすめです笑 片手鍋焙煎の方にも是非!
1回で400g焙煎できる(人によってはデメリット?)
公式ではマックス400gまで焙煎できると書いてあります。
実際にやってみても特に問題はなかったです。
400g以上でもいけそうな気はしますが,コンロの火力次第といったところでしょうか。
片手鍋焙煎では一回で200gしか焙煎できなかったので,2倍焙煎できます。
僕は消費量の兼ね合いで,現在は300gでやっています。
200gより少なくなると焙煎機の中がスカスカな印象でした。
200g~400gの間で焙煎することをおすすめします!
焙煎量が100gとかになってくると片手鍋焙煎の方が有利に感じます。
焙煎の過程がわかりやすい
ガラス製ドラムの利点です。豆の色や膨らみ加減がばっちり観察できます!
大きな音は出ない
モーターの音は,片手鍋を振るのと同じくらいの音なので特に気になりませんでした。
ウィーンウィーンって感じの音と,豆が転がる音の混じった音が出ます。
付属品が充実している
あんまり書かれていなかったので気づかなかったのですが,ファンネル(漏斗)が付いてきます。
豆の投入以外にも焙煎後の豆をビンに移したり,色々使えるので良かったです!
僕はデジタル温度計を使っているのですが,アナログの温度計が付いてくるのもGoodです!
分解が簡単で洗いやすい
3本の手で開けられるネジで固定されているので,焙煎後の分解が簡単です。
普通の焙煎機ってあんまり洗ったりできないので,汚れが溜まらないのは良いですね!
悪いところ…
豆の投入がしにくい(改善方法を模索中 アドバイスください!)
これが結構大変です。
まずドラム部分を持ち上げて,穴を上に向けます。
つぎにファンネルを取り付けます。(乗せるだけですが)
豆を入れます。
ドラムを戻します。
こんな感じの流れになってます。
理想としては,ドラムを外さずに横から入れられると良いんですけどね…
イメージ的にはユニオン サンプルロースターのファンネルが理想です。
ガラス製で耐久性が不安
ドラム部分のガラスは分厚くてそうそう割れるものではないのですが,やはり恐いですね。
いくら分厚いと言っても金属には頑丈さで劣るので,中が見えるのとどっちを選ぶかですね。
何度か焙煎するとススが付く
僕もよくわかっていないのですが,3回ぐらい焙煎するとガラスが茶色っぽくなってきます。
火にあたっている外側なのかなあ,と思っていたのですが汚れているのは内側でした。
おそらくコーヒーのオイルが加熱されて固まったのではないかと考えています。
金たわしでこすればきれいになるのでそこまで気しなくてもいいかな。
たぶんこれ,金属製を買っても気づかないだけで汚れていると思います...笑
少し重い
片手鍋と比べるとさすがに重いですね。振るわけではないので,比べても意味ないんですけどね~
豆を投入するときと出すときに持ち上げるくらいなので,これもそこまでデメリットではないかな。
フタがない(解決方法あり)
フタがないので蒸気を利用して火を通していくのが難しかったり,香りが逃げやすいです。
これの解決策としてアルミホイルを丸めて簡易的なフタを作ってみました。
ここに温度計を刺して使っています。
フタを付けたことで豆のムラが少なくなり,ゴールドの時もきれいな明るい色になりました。
香りについては,正直あまり変わりは無いかなという印象です。
熱風式の焙煎機があることを考えると,そこまで影響は無いのかもしれません。
ここらへんは要検証ですね~
味に関しても好みの問題になってくるのでどちらが良いとは言えません。
しかし,フタありの方がムラにならないことは確かです!
準備と片付けが面倒
掃除が簡単って言ったじゃん!と思ったかもしれません。
しかし,片手鍋焙煎と比べてしまうと手軽さでは勝てません。
焙煎機を取り出して組み立てる
余熱して豆を入れる(ちょっと面倒くさい)
焙煎が終わったら冷めるのを待ってから分解(片手鍋ならすぐに洗って片づけられる)
ススが付いたら金たわしで洗う。(片手鍋はテフロン加工で汚れにくい)
焙煎中に楽をしたいのか,そのために多少片付けが面倒でも良いのか。
ここらへんはしっかり考えた方がよさそうです!
まとめ
いかがだったでしょうか?この焙煎機の良いところは
- 電動で楽
- 1回で400g焙煎できる
- 焙煎の過程がわかりやすい
- 付属品が充実している
- 分解が簡単で洗いやすい
- チャフが飛び散りにくい
- 大きな音が出ない
逆に悪い点は
- 豆の投入がしにくい
- ガラス製で耐久性が不安
- 片付けが面倒くさい
- 何度か焙煎するとススが付く
- 少し重い
- フタがない(解決方法あり)
というようになりました。(個人的に重要なところにマーカーを引いてみました。)
僕は気にならなくても,他の人にとっては重要なこともあるので,思いつくことは全部書きました!
いろいろな面からこの焙煎機を考えた結果,僕はこの焙煎機を使っています!
皆さんの少しでも参考になれば幸いです!後悔しないためにもしっかり考えてみてください!
これにするぞ!という方は↓から購入していただけると励みになります🙇♀️
最後までお読みいただきありがとうございました!
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