こんにちは キウイです。
言葉選びの達人ジョン・ケープルズが「ザ・コピーライティング」で伝えたかったこととは何か,僕なりに解釈していきます。
今回ご紹介する本はこちらです!
本日の一冊
この本には,広告の見出しが売り上げに大きな影響を与えることから,言葉の力とは何か,人を惹き付ける文章とどのようなものかについて書かれています。
- 言葉の力ってなに?
- どうすれば人を惹きつける文章を書けるの?
- 衝動買いをやめたい!
そんな人に向けた記事になっています。
人の言葉に影響を受けすぎてしまう,という方にもおすすめの一冊です!
著者が伝えたいこと
言葉の重要性をもっと理解するべきである!
商品の材料費や機能,デザインについては入念にチェックするのに,いざ出来上がると商品名や広告のフレーズはさほどお金と時間をかけず,時にはお偉方の意見のみで決定されることがある。
これは非常にもったいない。なぜなら,商品名や広告には売り上げを百倍にも千倍にもする力があるからである。
商品が優れているならば勝手に売れるのではないかと考える人もいるだろう。
しかし商品が優れていても,人々に知られていないのでは買う以前の問題だ。
商品が優れているからこそ,しっかりと消費者に知ってもらうことが大切なのである。
優れているかどうかはテストするまでわからない
実際に作成した広告が,良さそうに”見える”広告なのか,”本当に良い”広告なのかは実際に使ってみるまでわからない。
過去の優れたフレーズを真似したところで,過去と今では状況が違うため本当に効果的であるかわからない。また,そのフレーズの真似方やどのフレーズを真似するかで,さまざまなパターンが現れる。
その中でどれが最も優れているか決めるのにはテストを行う必要がある。
※本書では様々なテストの手法が書かれているが,ここでは省略。
人々が求めているのは役に立つ情報
以下の要素が含まれている文章は人を惹きつける。
1.得になること
2.新情報が含まれている
3.好奇心を刺激する
そして効果は大きい順に 1 > 2 > 3 となる。
これらは組み合わせて使うことでより力を発揮するが,少なくとも1番は含めた方が良い。
1と2を組み合わせると,「月額1000円!●●モバイルの新プランとは!」のような文に。
1と3を組み合わせた例としては,「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」などが挙げられる。
最後に決めるのは感情
どんなに優れたフレーズや数字を使ったところで,お客さんの感情を動かすことができなければ,興味を持ってもらえない。
淡々と良いところを説明されるよりも,熱意をもって説明された方が気になるのではないだろうか?
専門的な知識だけでなく,熱意をもって仕事に取り組むことも必要である。
まとめ
今回はジョン・ケープルズの「ザ・コピーライティング」 を解説しました。
この本の内容は広告だけでなく,YouTubeのサムネやブログのタイトル,店内ポップなど様々な分野で応用ができそうです。
言葉の力について学ぶと,今後きっと役に立つのでおすすめです!ぜひ読んでみてください!
最後までありがとうございました!
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